-注意書き-

ここに書いてあるのはゲーム設定の数値を書き換えます。よく検討の上あくまでも自己責任で行って下さい。万が一不具合が起こったとしても当方は責任を取れません。念の為にバックアップを取ってから行う様にお勧めします。


-SoundOptions-

rFactorはGTRやGTLのようにマルチ時にチャット、入退出の音が鳴りません。
慣れればそれはそれでいいのですが、やはり音が鳴れば誰かが何か言った時すぐに分かるってなもんです。
試行錯誤した結果なんとも簡単な方法で解決しました。
GTRやGTLと同じ構成にすればいいんです。
1:rFactor\GameData\SoundsにOptionsという名前のフォルダー作成。
2:そのOptionsフォルダーにGTL\GameData\Sounds\Optionsのwavファイル(chatmessagein.wav、playerleft.wav、playerkicked.wav、playerjoined.wav、 welcome.wav)を全てコピー。
以上これだけです。
wavファイルはそれぞれが好きなものからコピーすればOKと。
因みにトラックによっては音が鳴らない場合があります。

-EyePoint-

人それぞれでこの視点じゃなきゃという好みはあると思います。
なにはなくともコックピット視点で決まりでしょ!
CPUやVGAの性能がイマイチだから余計なモノは表示させずにできるだけFPSを稼ぎたいんでノーズ視点…等々

Mod導入時には必ず視点を自分の好みに変更しています。
まずはデフォルト状態でのコックピット、ボンネット、ノーズと各視点を確認。
以下MeganeModを例に。
Megane_cockpitinfo.iniをノートパッドで開いてEyepointの変更をします。
どの数値を書き換えたかはdefaultと見比べて下さい。
Megane_cockpitinfo.ini


   コックピット視点



   TVコックピット視点



   ノーズ視点


FPSを稼ぐにはノーズ視点が一番でしょうね。でもデフォルト状態だとあまりに地面に近過ぎて先の見通しがよろしくありません。
そこでPositionOffsetの上下値をいじります。
箱車なら0.4〜0.5の間、フォーミュラーなら0.3あたりで好みに合わせて調整。確認する時は視点の変更ボタンでコックピット、ノーズと切り替えてピットクルーが同じ高さに見えるように調節すればOK。
当然分かってるとは思いますが、数値を書き換えた時はその都度ゲームを再起動しないといけません。時間はちょっとかかってしまいますが、少しでもロード時間が短く済むようにテストランで確認するのがよろしいかと。
他の方法としてはメニュー画面でcamファイルをいじったのと違うModのrfmを読み込ませて、もう一度調整したModを読み込ませれるようなやり方でもOKです。
またコックピット視点だとミラーが見えない場合があります。これはコックピット視点以外、例えばTVカメラ視点を好みの位置(コックピット視点と同様の位置)に調整してやればバーチャルミラーも使用可能になるので便利かと。

同様の手順でPCCのコックピット視点はこの様にしています。

GP2のTVコックピット視点はこんな感じ。


-addon track CTD の回避法-

rFactorをPCにインストールしてからPatch1040→1070とあてていくのですが、
1070をあてると古いaddonTrackが起動しなくなる場合があります。そんな時の対処法。

元のSCN fileを一応backupしてからNotepadでSCN fileを開く。
メニューの「編集」→「置換」
「検索する文字列」に"StaticOmni"
「置換後の文字列」に"Omni"
「すべて置換え」をクリック。
上書き保存をして終了。

これでOKですが、あくまでPatch1070以前にリリ−スされたTrackに限っての事です。
これ以降にリリースされたTrackではこういった問題は起きないようです。
情報はRSCのこちらのスレッドからです。
追記:
今現在rFactorの最新Versionは1255なのでこの問題は起きないようです。

-バックアップ&リストア-

バックアップ
C:\Documents and Settings\All Users\Application Data内のTrymediaフォルダ
C:\Program Files内rFactorフォルダ
この両方をフォルダ丸ごと全部保存

リストア
rFactor official websiteのBUY ONLINE項の一番下の
Download mirrorsにあるミラーサイトから本体(rFactorSetup.exe)をDL
バックアップしたC:\Documents and Settings\All Users\Application Data内のTrymediaフォルダを同じ場所に戻す。
本体をインストールし一旦終了
C:\Program Files内のバックアップしてあったrFactorフォルダ丸ごと上書きコピペ
確認の為にrFactorを1回起動してみた方がいいでしょう。大丈夫であれば1040、1070の順にパッチをあてる。
追記:
rFactorの最新Versionは1150です。v1150はクリーンインストールが前提なので、インストール後User DataフォルダとTrymediaフォルダを上書きでOKかと思います。
以上でOKですがあくまで自己責任で。
まぁ普通にrFにメールを送ってアクチベーションコードを送って貰えば確実かなと思います。コードは3回まで使用可能ですがメールすればまた貰えます。

追記の追記:
以前はこうだったんですがその後コードの使用回数制限が5回になって、更に今ではアクチベーションコードの使用回数制限が無くなりました。
rFactorの最新Versionは1255になってます。Ver1255にはインストールに必要最低限のものしか入ってないrFactorLiteなるものがあります。クリーンインストールする場合はそれをインストールすればおk。今ではUIやその他各Modオリジナルのものが入る場合もあるのでLiteをインストールするのがいいでしょう。

- Head Light -

ナイトレースはあまりしないと思いますが、Rayzorを例に一応ヘッドライトを明るくする方法。
rFactor¥GameData¥Vehicles¥Rayzor内に「RC_upgrades.gen」があるので、これをNotePadで開きます。すると以下のような記述があるのでアンダーライン部を同様に書き換え。
//------------------------------------Headlights and Tail Lights------------------------------------------------//
//////////////////////////////////////Headlight Projectors/////////////////////////////////////////////
Projector=Headlight
{
Moveable=True Dyn=True Active=False Pos=(0.0, 6.0, -36.5) Dir=(0.0, -0.2, -.7) Radius=(16.0) Blend=(InvDstColor, One) Texmap=headlight2.dds
}
参考までに。
Headlight improvements(RSC Thread)
Headlight Mod - improves headlights of default cars

- Create Season -

シングルで遊ぶ際に一応チャンピオンシップが戦えるようになっています。
ただ既存のトラック(Toban,SardianHeights,mills,Essington,Oval)を使ったシリーズしか記載されていないのでアドオントラックを使用してのシーズンはできません。
せっかくアドオントラックが多数出てるのですから使わない手はない!そこでrfmファイルをいじる事によりそれが可能です。
HowstonのMod 'H6 Pro Racing Challenge'を例にしていきます。
rFactor¥rfmフォルダ内のH6C.rfmをノートパッドで開くと以下のような記述があります。

// Seasons:

Season = H6C Mixed Class
{
Vehicle Filter = H6C
Min Championship Opponents = 5

SceneOrder
{
BrandsIndy
Mills_Long_Rev
BIRMINGHAM_MP_LONG
Orchard_Lake_RC
Troisriv
Toban_Long
BrandsGP
A1Ring
Mills_Long
Toban_Short
Essington_Long
}
}

SeasonOrder以下の{ }内の記述を書き変える事で違うシーズンを作る事が可能です。

作製例 : オーストラリア選手権
Season = H6C Australia ChampionShip ← ここは適当なシリーズ名
{
Vehicle Filter = H6C
Min Championship Opponents = 5

SceneOrder
{
EasternCreek
MMM_Barbagallo
MMM_HiddenValley
MMM_Pukekohe
MMM_Sandown
}
}

これでオーストラリアチャンピオンシップ全5戦のできあがりです。
SeasonOrderに入れる記述はどこを見ればいいか?それは入れたいトラックのgdbファイルの1行目をコピーしてSeasonOrder以下に貼り付ければOKです。イースタンクリークであればgdbファイルの1行目にあるのが「EasternCreek」ここに書いてないので言えば筑波は「Tsukuba」ラグナセカは「LagunaSeca」グランバレーイーストリバースは「GRAND_VALLEY_EASTR」といった具合です。
同様の手順で例えば国別にトラックをまとめてイギリス選手権、ドイツ選手権、ヨーロッパ選手権というように作る事もできます。DTMやBTCCのカレンダーに沿ったシリーズなんか作っても面白いでしょう。実際カレンダーにあってもリリースされてないトラックがあるのでそのままカレンダー通りには作れませんがね…F1なら全てリリースされているので可能です。
こんな書き換え作業をしなくてもCTDPにある「Championship Track Manager v1.1」を使えば一番簡単で楽な方法かなとw

注意点がひとつあります。この書換え作業をするとマルチでrfmのミスマッチが出てキックされてマルチに参加できません。デフォルトのrfmファイルはマルチ用にバックアップしておいた方が良いです。シングルでシリーズを遊びたい時はrfmファイルをそれ用に別途用意しておいてその都度差し替えるかrfmファイルをシングル用マルチ用と名前を変えて2つ作るしかないと思います。

-デュアルコアCPU-

マニュアルを見れば分かりますが、デュアルコアに対応しているのでそれようの記述。
デスクトップのショートカットのプロパティを開く>リンク先に” +fullproc”を追記。
普通にrFをインストールしたならば”C:\program files\rFactor\rFactor.exe +fullproc”でOKです。

- FreeMoveカメラの移動速度 -

リプレイからのSSやムービーを撮る際に、なんとなくでもいいモノを撮りたいのでお好みの位置にカメラを移動させたい。でもカメラの移動速度があまりに遅くてイラつきますw
”\rFactor\UserData\ユーザー名\”にある”Controller.ini”をいじる事で速度調節が出来ます。
Freemove Forward Speed="2.00000" // Freemove Forward speed.
Freemove Down Speed="2.00000" // Freemove Down speed.
Freemove Right Speed="2.00000" // Freemove Right speed.

この3つ"Forward"は前後、"Down"は上下、"Right"は左右。
これらの数値を10でも20にでもいじれば移動速度の調整が可能。
10にしただけでも結構早く動くので5前後が無難かなと思います。

- Track一覧の整理 -

AddonTrackをどんどん追加していくとTrack一覧がずらぁ〜っと長くなるので少しでも短くしてみる。
マルチはほとんど行かないであろうフォーミュラー用に入れてるrFのみ一覧の整理をしています。
という事でこれはgdbやscnファイル、場合によってはフォルダの階層をいじるので、あくまでもマルチで使わないオフ専な場合に限ります。シングルはやらないから関係ねぇって場合はスルーで結構。
ちなみにフォーミュラ用rFに入れてるModは以下の通り。
JF3、FN08とF1の1985、1988、1991LE、WCP1997、FSONE08、MMG07、F1RL09。

日本のサーキット鈴鹿、菅生、富士、英田、オートポリス、十勝、もてぎ、美祢、筑波の9つをまとめる。
これらを普通に入れるとそれぞれに別表示されますが、それを”JAPAN”でひとくくりにしてしまいます。
カツオ氏作製のオートポリスと富士を入れていれば既にGameData\Locations\”Japan”というフォルダがあるのでそこへ以下の画像のようにJapanフォルダ内に国内サーキットをひとまとめにしてしまう。

英田を例に進めます。通常解凍したTIAidaには05TIAidaとTIAidaふたつありますが05TIAidaの方だけを使用。TIAida.masとTIAidamap.masを05TIAidaフォルダにコピー。05TIAidaフォルダーをフォーミュラ用のGameData\Locations\JapanにコピーしてTIAidaにリネーム。GameData\Locations\Japan\TIAida内は以下のようになります。

05TIAida.gdbをノートパッドで開き”VenueName = TIAida V1.01”を”VenueName = Japan”に変更。
05TIAida.scnをノートパッドで開き6行目の”SearchPath=TIAida”を”SearchPath=Japan\TIAida”に、7行目の”SearchPath=TIAida\05TIAida”を削除で以下のようになります。

==================
CUBEASF

//-------------------------------------------------------

SearchPath=.
SearchPath=Japan\TIAida

==================

これでTrack一覧のJapanには富士とオートポリスと英田が表示されるようになります。
同様の手順でgdbのVenueNameで一覧にまとめて表示させたい名称を指定、masファイルの移動をした場合はscnファイル最初の記述でmasファイルの位置を指定されるようにいじっていけばおkと。

フォーミュラ用Trackは60個入れてます。内F1RL09のトラックパックが17個、1988C4のトラックパックに91年のトラック数個追加して15個。

この方法で一覧のおおまかな区分けは、F1 1988 Tracks、F1 2009とJapan。後は適当な名前をつけてF1 TEST Tracksとして4つだけで表示させるようにしています。

最後にもう一度書きますがあくまでもマルチで使わないオフ専な場合に限りますので自己責任で。

-AIのピットスティント-

オフラインでレースを遊ぶ場合hdvによりデフォ状態でAIのガス搭載量は決められています。オフである程度の周回を走るレースを遊ぶにしてもちょっとは変化があった方が面白いはず。ある周回でこぞってAIがピットインってな事になっちゃうんじゃ?w
CTDP F1 2006とMMG F1 2007にいいものがありました。MMGのものならばPublicEditionがあるしオフ専用なのでそちらのBMWザウバーを例にしていじります。

”GameData\Vehicles\MMG\F1\2007_Season\Teams_PE\BMW_Sauber”にあるUpGrades.iniをノートパッドで開きます。すると一番下に”AI Upgrade”というのがありこれを見ると”It allows AI to have 2 pitstops”とフルラップでAIが2ピットするように燃料搭載量が変更されています。この数値を変化させてやればピットインのタイミングが各車ずれるようになります。
ただ同チームでは一緒になってしまうのでここでひとひねり必要。

9号車ハイドフェルド(BMW_Sauber_09.veh)はそのままにするとして、10号車クビサのvehファイル(BMW_Sauber_10.veh)をちょっといじります。
BMW_Sauber_09SE.veh、BMW_Sauber_10SE.vehはServerEdition用なのでいじってしまうとマルチではじかれちゃうので”SE”はいじっちゃいけません。

BMW_Sauber_10.vehをノートパッドで開き”Upgrades=Upgrades.ini”を(例としてここでは)”Upgrades=Upgrades1.ini”と書き換えて上書き保存します。次に”GameData\Vehicles\MMG\F1\2007_Season\Teams_PE\BMW_Sauber”にあるUpGrades.iniをコピペしてUpGrades1.iniにリネーム。UpGrades.ini、UpGrades1.iniとUpgradesのiniファイルが2つあるようにします。
そしてUpGrades1.iniをノートパッドで開きデフォルトで以下のようになってる数値を
HDV=[GENERAL]
HDV=FuelRange=(1.0, 1.0, 98)
HDV=Pitstop1Range=(1.0, 1.0, 98)
HDV=Pitstop2Range=(1.0, 1.0, 98)
HDV=Pitstop3Range=(1.0, 1.0, 98)

以下のように3つ目の数値を適当に変更する。
HDV=[GENERAL]
HDV=FuelRange=(1.0, 1.0, 68)
HDV=Pitstop1Range=(1.0, 1.0, 148)
HDV=Pitstop2Range=(1.0, 1.0, 78)
HDV=Pitstop3Range=(1.0, 1.0, 98)

これでスタート時の燃料搭載量、ピットイン時の給油量が変わります。
ちょっとめんどうですが同様の作業を各チームごとにします。ドライバーごとに数値が違うようにすればチーム、ドライバーによってのピット戦略に変化が出ます。
スポッタープラグインが入っていればピットインしたドライバーの名前を言ってくれるのであまり変化のないオフラインでのレースもこれでいくらかは変化が出て面白くはなるかなと思います。

試しにヨーロッパ(ニュル)GPで時間、タイヤ、燃料それぞれX3にして20周レースをしてみたところそこそこな感じでピットインのタイミングがずれてくれました。
いい感じに燃料搭載量の調整ができれば、近頃のF1のようにピットインでの順位変動なんかも起きてくると思います。

トラック用gdbファイルをいじる方法もあります。
PitStopStrategies
{
ドライバー名 = 2 - 19,41
ドライバー名 = 2 - 21,43
        ・
        ・
        ・
}
以上の記述(ドライバー名 = ピットストップ回数 - 燃料搭載量)を追記すればおk。ただこれはgdbをいじってしまうのでマルチではミスマッチになりはじかれるのであまりお勧めはできないかと。
ただ最初に書いた方法でも結局はUpGrade.iniをいじればミスマッチの原因になっちゃうんですけどねw

余談ですが、更に変化を出したいとしたら”GameData\Talent\”以下にある各mod用のrcdファイルがあればそのDriver statsの数値をいじればもう少しは変化もあるのかなと。ただこれの数値は微妙な違いでしかないのでお好みで・・・

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